古典邦楽十吋盤のすすめ
著者 岡島豊樹
四六判並製:576頁(うち、カラー128頁)
発行日:2024年11月下旬(予定)
本体価格:4,800円(+税)
ISBN:978-4-910065-13-7
▼目次
●古典邦楽十吋LP事始
●日本音楽教材盤小史
●顔見せ展覧会
●その一
長唄/歌舞伎舞台
●その二
義太夫節
●その三
古曲/常磐津節/清元節/ 新内節
●その四
端唄/うた沢/小唄/俗曲・都々逸・お座敷遊び
●その五
雅楽/能・狂言
●その六
箏曲・地歌/尺八
●その七
琵琶/詩吟
●その八
浪曲
●その九
お祭・囃子・太鼓/民謡
●その十
わらべうた/童謡/文部省唱歌
著者:岡島豊樹(おかじま・とよき)
昭和31年、石川県羽咋市柴垣町出身。主な職歴:ジャズ喫茶勤務、『季刊ジャズ批評』誌編集人、他。共著に『女性ヴォーカル THE EXCITING JAZZ BOOKS』(アドリブ)、『柴垣事典-ネタ帳-』(石川県羽咋市柴垣町町会)。単著に『ソ連メロディヤ・ジャズ盤の宇宙』『東欧ジャズ・レコード旅のしおり』『地中海ジャズの歴史と音盤浴案内』(3冊ともカンパニー社)。
LPレコードの生産が開始されてからしばらくの間、1950〜60年代の日本では10インチ(25センチ)サイズのレコードが主役を務めていました。SPレコード時代の遺産を受け継ぎながら、のちの12インチ・アルバム全盛の時代を準備する約10年間——日本の音楽史において極めて重要なこの時期に制作された古典邦楽の10インチ盤の中から約700枚を選りすぐり、レコードに刻まれたさまざまな物語とともに紹介します。長唄、歌舞伎舞台、義太夫節、古曲、常磐津節、清元節、新内節、端唄、うた沢、小唄、俗曲、都々逸、お座敷遊び、雅楽、能、狂言、箏曲、地歌、尺八、琵琶、詩吟、浪曲、お祭、囃子、太鼓、民謡、さらにわらべうた、童謡、文部省唱歌といった子供向けの音楽に至るまで、珠玉のレコードが皆様を「古典」の世界へお連れします。
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